タイムトラッキングを始めた
動機
ここ半年ほど仕事が会議だらけで作業する時間がまったく取れないということが増えたので実際どのくらい会議しているのか? を図ってみようというのが始まりでTogglタイムトラッキングを行っている
Toggl
Toggl - Free Time Tracking Software
日々の「何にどのくらいの時間を使っているか」を計測できるツール
ブラウザ・アプリケーション・デスクトップアプリケーション(Mac, Windows両方)などのクライアントから入力できる
個人的にはWindowsのデスクトップアプリケーションが補完などが効いて使いやすいです
自分は作業時間の記録だけの用途で使用しているがチームで1つのプロジェクトを割り当てて複数人で作業記録をつけることもできる
継続するために
こういう類のツールは好きなほうで数年前にも一度取り組んでみたものの挫折した
理由は次に示すとおり
- すべての時間をトラッキングしようとした
- プライベートの予定をトラッキングしていくと思った以上に面倒だった
- 一日外出だと帰ってから後で入力しようとなりがち
- どんどん増えていくカテゴリ
- プライベートの予定をトラッキングしていくと思った以上に面倒だった
同じように計測したら続く気がしなかったので次のように自分ルールを設けた
- プライベートでのレジャーは一切トラッキングしない
- トラッキング対象とする時間
- 仕事中の作業
- 会議
- コーディング
- モブ作業
- 休憩
- etc…
- 自宅での活動
- コーディング
- ブログ執筆
- ネットサーフィン
- 読書
- 睡眠
- 仕事中の作業
このくらいであれば続けられるかもという想定でやったところ1ヵ月たった今でも続けられているのでこのくらいの塩梅が良さそうと感じている
ReportAPIの活用
Webから見れるレポートでも十分いろいろ分かるのだがAPIを使うことで独自に集計をすることもできる
使い方は下記
toggl_api_docs/reports.md at master · toggl/toggl_api_docs
せっかく記録を取っているので次の項目をやってみた
bookmarklet
- 社内のツールでどの作業にどのくらい時間をかけたか入力するツールがあり工数表と呼ばれている
- bookmarkletでAPIをたたいてその工数表の入力を自動化した
- 今までは退勤時に今日なにやったっけーと思い出して入力していたので入力がとても楽になった
- プロジェクトとタグの組み合わせを工数表にマッピングさせた
カスタマイズしたレポート
- 定期的にdetail APIをたたいてS3へ保存
- Athenaのテーブルを定義してRedashから読めるようにした
- せっかくなのでBigQueryにも自動同期させてDataPortalでも集計してみようと思っている
振り返る
1ヵ月ほどたったのでレポートで振り返る
会議やそれに類する対面作業にかけている時間
- 意図的に減らそうとしているので多少は減ってきている
フルリモート前後の勤務時間
- フルリモートになってから初めの週は作業時間が若干減った
- 次の週はそれまでとそんなに変化なし
作業の質などはおいておくとして、作業時間だけでいえばそんなに変化なかった
というか変化があまり出ないように家族に協力してもらったといったほうが正しいかも
それでもフルリモート後は子どもと接する時間などは増えたのでよい
現在は3歳になる子どももずっと家にいる状態なのでそもそも仕事厳しい状態だけど…
感じたこと
- 「意外と○だった」みたいな気付きがある
- 客観的に数値で振り返りできるのはよい
- 「今からこれやる」というのを意識するので「どうしようかなー」といったぐだぐだが減った(気がする)
「こんなに変化しました!」というほどの変化は見て取れなかったものの計測し続け振り返っていくことが大事だと考えているので今後も続けていきます