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都内でWEB系エンジニアやってます。

LookerStudioのタイムライングラフで時間帯の比較をする

LookerStudioのタイムライングラフ

最近使えるようになったので色々触ってみようということで触っていた

タイムライン グラフのリファレンス - Looker Studioのヘルプ

support.google.com

使い方はドキュメントに記載があるのでポチポチやっていればそれっぽい感じに可視化できる

この時期にこういうイベントがあったなどのような情報が視覚的に把握しやすい

Togglのデータの可視化

自分はTogglのAPI(v2)をたたいてそのデータをBigQueryにExport、Dataformで整形してLookerStudioで可視化しているのでそのデータをタイムラインにしてみた

データのサンプル

ほとんどTogglのレスポンスと合わせている

name description
start_date 開始日付(2024-05-01)
project Togglのプロジェクト名
description Togglの「何やっているか?」というやつ
hour durationを時間単位に変換したカラム、1.5なら1時間30分
start_time 開始日時(2024-05-01T00:00:10)
start_time_time 開始時刻のみの情報(00:00:10)

普通に設定して数日間のデータを期間指定してみた

当たり前だが日付と時刻によって段々とずれていく感じになっていく

これ見てもなぁ…って気持ちになる

時刻での比較を行いたい

時刻だけを比較対象として日別の行ラベルでどの時間帯にこういうことやっているなみたいなのを見たかった

こういう感じ

ただ、現時点では開始日時に指定するカラムには日付型である必要があるよう

BigQueryでいうTIME型はLookerStudioだと文字列と判断されてしまうようだった(そもそもLookerStudioには存在しない)

計算フィールドによる同一日付化

かなり無理やり感はあるが、タイムライン用に日付は決め打ちした計算フィールドを用意して見た目で比較できるようにしてみた

  • start_time_date_aligned
PARSE_DATETIME("%Y-%m-%dT%H:%M:%S", concat("2000-01-01T", start_time_time))

このフィールドを開始日時に指定すれば時刻のみを比較できる

設定

前項で作成した計算フィールド(start_time_date_aligned)を開始日時に指定する

グループ化などの設定をスタイルで行う

計算フィールドの表示フォーマット

表示フォーマットを(hh:mm:ss)にすれば日付が同じというふうに見えないため、ツールチップ上では気にならない

そもそも行のラベルに日付情報を含めているのでそちらを見れば良い

で、プロジェクトごとに内容を色分けしつつ、ツールチップ内の情報はDescriptionで詳細の作業内容を表示できる

これが今のところ良さそう

結果

この時間帯はーっていうのがはっきりわかりやすくできた

おわり

この手の表現方法は割とできると嬉しい感があるので覚えておけばどこかで使えるかも