AWSを利用しているなら使ってないほうが少ないと思われるサービス
RIについて知る機会があったのでメモ
コスト計算は下記
概要
- あらかじめ使用すると決まっているインスタンスのリソースを契約することでボリュームディスカウントしてくれる
- マネジメントコンソール上で購入可能
- インスタンスにひもづくわけではないので既存で動いているEC2にも適用可能
- RDSやElastiCacheなども対象
今までオンデマンドで使った分だけ支払っていたけど、サービスが軌道に乗ってきたし1年は使用するかな、とかそういう場合でもOK
用語
- upfront: 前払い
- partial upfront: 一部前払い
all upfront: 一括前払い
hourly rate (doller/hour)
- 1時間当たりの料金
effective rate (doller/hour)
- upfrontを含んだ金額に対して1時間当たりの料金を割り出した値
購入
マネジメントコンソールから「Purchase Reserved Instances」で購入すインスタンスを選択していく
その後Purchaseボタンをぽちっとするだけ
購入後、支払いが完了して割引が適用されると「active」になります
実際どのくらい違うのか
2015-09-26時点
3 Year Costのあたりを見るとトータルでどのくらいかかるのかがわかる
前提
- Asia Pacific(Japan)
- 常に稼働
- 単位は$
t2.micro
c3.large
c3.8xlarge
まとめ
インスタンスタイプで割引率に差が出るのかなと思って調べてみたけどそこまで差が出なかった
3年稼動した場合
- 1年のRIで24%~35%の割引
- 3年のRIで50%~55%の割引
もし3年間きっちり使わなくてもマーケットプレイスに出品できるよう(制限あり)
- 初期投資を考えると1年プランのPartial Upfrontが買いやすそうなイメージ
うっかり契約期間が過ぎてたとか、適用されてなかった!とかには気をつけたいですね